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Miyazaki Association of Medical Technologists

宮崎県臨床検査技師会活動内容

全国「検査と健康展2017」

全国「検査と健康展2017  

神田 一夫

日臨技公益委託事業として全国「検査と健康展」を1210日(日)宮交シティ「紫陽花ホール」にて開催しました。

会場は昨年までのイオンモール宮崎が改装工事中のため、宮交シティ紫陽花ホールでの開催になりました。また、当日は青島太平洋マラソンが開催されたため、道路規制等があり、入場者数は、昨年に比べ減少しました。

企画内容は子供や大人でも楽しく体験できる構成にしました。@みんなでできる心肺蘇生法(宮崎ICLS普及委員会)臨床検査体験コーナー(心電図)、ヘモグロビン推定値測定、Cがん予防啓発(がん細胞標本、パネル)、D医師による健康相談コーナー(臨床検査専門医会から2名の医師派遣)、栄養相談コーナー(栄養士会より2名管理栄養士派遣)、E災害対策コーナー(昨年の熊本地震での宮臨技技師の活動パネル、下肢静脈エコー)F物忘れプログラムで構成され、スタンプラリー形式にしてアンケートを実施しました。

開催当日の設営を行いました。各コーナー参加人数は、みんなができる心肺蘇生法100名、下肢静脈エコー検査51名ヘモグロビン推定値測定137名、臨床検査体験(心電図)コーナー105名、血管年齢測定112名、医師による健康相談コーナー13名、栄養相談コーナー8名、物忘れプログラム12名で事故やトラブル等もなく終わることができました。

アンケート回答では、90名(18才未満11名、18才以上79名)に回答を頂き、「臨床検査技師を知っていますか」の問いには、知っているが52.22%、知らなかったが47.78%と知名度が低く、今後の広報活動の必要性を感じました。

健康展に参加して「イベントの満足度」は、大変満足または満足が88.9%と高かった。通常のイベントにない体験ができた。親子が一緒に参加でき、スタッフもわかりやすい説明が良かった等の意見や改善点としてはSNSでの健康展の情報の活用が揚げられました。開催を重ねる度に県民の健康への関心の高まりと検査技師の公益事業への参加の重要性も確認できました。

全国「検査と健康展」を終えて、あらためて協力していただいた県会員や協賛会員及び1団体の皆様に心から感謝し、お礼を申し上げます。